目白鍼灸院Mejiro acupuncture clinic

よくある質問

皆さまからいただきました、さまざまな質問にお答えいたします。

着替えを用意する必要はありますか?
いいえ、必要はありません。衛生面と安全、施術のしやすさを考えて、当院で治療用着をご用意しております。
通院回数はどれぐらいですか?
体質や症状、病気の経過などによってそれぞれです。一般的には治療効果をより確実なものにするために、初回から3~4回目まではなるべく治療間隔を空けずに、1~2週間に1回程度の受診をおすすめします。 その後、徐々に治療間隔をあけます。
※遠方の方や忙しい方などは通院回数を減らすために症状に応じたセルフケアなどの指導を行います。
どんな鍼を使いますか?
多く使うのが直径0.18mmという非常に細い使い捨ての鍼です。使い捨て鍼のため感染の心配は一切ありません。鍼の太さは髪の毛より若干太いぐらいで、注射針とは違い刺入時に痛みは有りません。衛生面を考えてシャーレもすべて使い捨てを使います。
刺さない鍼があるのですか?
あります。子供用の小児鍼(しょうにしん)は刺さずに、皮膚をなでたりコロコロ転がすような鍼を使います。刺さないのでもちろん痛みはありません。目白鍼灸院ではこの子供用の刺さない鍼を大人の治療にもよく使います。鍼が怖い人、刺激に敏感な人はこのローラー鍼で充分な場合も有ります。今まで鍼治療が強すぎて合わないないと思っていた方などはこのローラー鍼での治療をお勧めします。また、ローラー鍼などは使い方がとても簡単で、自宅でセルフケアをするのにも非常に効果的です。
鍼灸が体質に合わないということがありますか?
鍼灸治療が体質に合わないということは有りません。患者さんの体質や皮膚の過敏性、病気の具合などによって鍼灸の刺激量を適切に調節します。どんな症状でも患者さんの状態を正確に把握し適切な刺激量を与えれば必ず身体は良い変化を起します。緊張しやすい人、痛みに敏感な人、お子様などでも、安心して治療できるように刺さない鍼も用意しておりますのでご相談下さい。
お灸は熱いですか?
熱さ加減は鍼灸師がコントロールいたしますので、肌の感受性や症状に合わせ適度な熱さに調節します。また灸もさまざまな種類があり、患者さんや症状によって使い分けます。
吸角ってなんですか?
吸角(きゅうかく)療法とはガラスの吸い玉を陰圧にして皮膚に吸い付ける治療方法です。カッピングや吸い球、抜罐(ばっかん)などとも呼ばれ、歴史の古い治療法です。血流改善や頑固なコリの解消などの作用に優れ、鍼やお灸と組み合わせいろいろな症状の解消に使います。

適応疾患について

WHO(世界保健機関)が鍼灸治療の有効性を認めた病気には、次のものを挙げています。

神経系疾患
神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー
運動器系疾患
関節炎・リウマチ・頚肩腕症候群・頚椎捻挫後遺症・五十肩・腱鞘炎・腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)
循環器系疾患
心臓神経症・動脈硬化症・高血圧低血圧症・動悸・息切れ
呼吸器系疾患
気管支炎・喘息・風邪および予防
消化器系疾患
胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾
代謝内分秘系疾患
バセドウ氏病・糖尿病・痛風・脚気・貧血
生殖、泌尿器系疾患
膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎
婦人科系疾患
更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・血の道・不妊
耳鼻咽喉科系疾患
中耳炎・耳鳴・難聴・メニエル氏病・鼻出血・鼻炎・ちくのう・咽喉頭炎・へんとう炎
眼科系疾患
眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい
小児科疾患
小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)・小児喘息・アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善

適応疾患の例として西洋医学的な疾患を羅列してありますが、比較的よくある症状である頭痛を見ても、患者さんが100人いれば100通りの頭痛があります。そのひとりひとりの頭痛に合わせて治療方法を組立て、頭痛を治します。(もちろん危険な頭痛か、それとも鍼灸治療の対象になる緊張性頭痛や偏頭痛などかどうかの医学的鑑別をきちんとした上でのはなしです)上記にある疾患だけではなくもっと広い、疾患名のないような不調から、難病と言われる疾患まで、様々な症状に対応できるのが鍼灸治療です。
先ずはどのような症状で悩んでいるかをご相談ください。

page top