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術者が視覚情報を基に診察する方法です。
身体の外部に現れるさまざまな変化は身体内部の問題を映し出しています。例えば、顔色が悪い、血色が悪い、目に精がない・・・など、日常でも身体の調子が悪いと第三者からでもすぐわかりますが、何千年もの経験の蓄積でこれらの様々な変化を医学的に分析した診察方法です。
診察室に患者さんが入った時点で望診はスタートしています。例えば大まかな精神状態を目つきや表情から判断したり、体格、動作、歩行状況、顔色や肌の色艶、舌の状態や爪の色・・・など、さまざまな視覚によって得られる患者の健康状態で病情を判断します。
先ずは大まかな全体的印象を観察し、順次細かく、局所的な病変や部位別の観察を行います。
望診をさらに大きく分類すると「神・色・形・態」の4つに分類されます。
望神:精神状態や眼力の有無を診る
望色:体表、顔、舌、爪などさまざまな部分の色調変化を観察する
望形:体格や骨格姿勢、病変部の変形など形体異常を観察する
望態:動作・動態、振る舞いや振るえなどを観察する
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| 顔と内臓の関係を表した図です |
また、中医診断学のなかでは望診の中で舌診は非常に大きなウエイトを占めます。
舌は身体の外に現れた内臓であると言う医家もいるほどで、経絡によって内臓に直に連絡し身体の中の気水血・臓腑などの状態を鮮明に映し出してくれます。
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| 舌と内臓の相関図 |
体の水分量は舌に現れます |
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| 舌苔の厚さや色 |
気の不足+水の過剰=歯痕舌 |
上の図は舌診のほんの一部です。
舌の色、形、硬さや舌の潤いの有無、舌苔の厚さや色、舌の裏にある静脈の状態など、舌を観察するポイントは非常にたくさんあります。
これら舌の状態は刻々と変化をしますので、日ごろからよく観察しておく癖を付けておくと健康管理に役立ちます。
また、治療によっても変化をしますので、治療による効果判定では非常に有用です。
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