Q どんな鍼を使いますか?
多く使うのが直径0.18mmという非常に細い使い捨ての日本製鍼です。使い捨て針のため感染の心配は一切ありません。鍼の太さは髪の毛より若干太いぐらいで、注射針とは違い刺入時に痛みは有りません。
衛生面を考えてシャーレもすべて使い捨てを使います。
子供用の小児鍼は刺さない鍼です。もちろん痛みはありません。お子さまの皮膚は敏感なので軽くなでる、転がすなどの刺激を与えるだけで充分鍼灸効果がでます。目白鍼灸院ではこの子供用の刺さない鍼を大人にもよく使います。
針が怖い人、刺激に敏感な人はこのローラー針で充分効果がでる場合も有ります。今まで鍼治療が強すぎて合わないないと思っていた方などはこのローラー針での治療をお勧めします。
また、自宅でツボ刺激をしてセルフケアをするのにも非常に効果的です。
院で使う小児鍼には主に以下の3つがあります。
ローラー鍼は自宅でも簡単にセルフケアが出来ます
販売していますので希望者は御連絡下さい。
Q 金鍼とは?
金で作られた針です。
一般的な鍼の素材はステンレスです。強度、抗腐蝕性、扱いやすさ、価格など全てのバランスがとれた優れた素材なのです。それに対して金を使う金鍼は鍼治療を行うには柔らかすぎて扱いにくく、非常に高度な技術が要求されます。また高価で加工が難しいため、あまり一般的には使われません。
しかし金鍼は、人体にやさしく、柔らかい刺激が魅力です。 素材そのものに、温かさとパワーがあり、気を補うことに長けています。慢性疾患や虚弱体質、冷えや不妊など、気の不足している病気には金鍼治療も御勧めします。
目白鍼灸院では、衛生面と安全性にこだわり、金鍼も一回使い捨てにしております。金鍼は素材が高価なため、一本ごとに実費をいただいております。ステンレス鍼と金鍼の感触を是非比べてみてください。
金鍼治療をご希望の方は、お問い合わせ下さい。
Q 鍼は痛くはありませんか?
多くの場合、刺さずにツボの上に鍼を置くだけなので無痛です。
症状や患者さんの感受性によっては刺すことも有りますが、刺されたかどうかわからない程度の感覚です。また、怖がる患者さんに無理に刺すことは絶対に有りません。
「ひびき」と呼ばれる深部感覚を意図的に出すことも稀にあります。刺された部位や離れた場所に、重だるい、はれぼったい、しびれたような、あるいは心地良い感覚が起こります。
小児鍼は子供用の刺さないので痛いはずはありません。鍼に抵抗感の有る方や刺激に敏感な方などは小児鍼だけでも充分治療になります。
そのほか散鍼や刺絡療法、接触鍼、などさまざまな鍼の方法を駆使して治療を行います。
Q 耳鍼ってなんですか?
耳には全身のツボがあります。耳のツボを刺激して効果を出す治療法です。鍼と書いてますが実際には耳には刺しません。
主に王不留行子(おおふるぎょうし)というゴマ粒程度の大きさの漢方薬の種子を耳ツボに貼り付け、耳を自分でマッサージするとツボに貼った種がピンポイントでツボを刺激します。
王不留行自体には血の流れを促進する作用もあります。
ダイエットなどで耳ツボが取りざたされた事があったのでご存知のかたも多いと思いますが、れっきとした鍼灸治療のひとつ(要国家資格)で、ダイエットだけではなく様々な症状に対応できます。
Q 鍼灸が合わないってことがありますか?
鍼灸治療が合わないということは有りません。患者さんの体質や皮膚の過敏性、病気の具合などによって鍼灸の刺激量を適切に調節します。どんな症状でも患者さんの状態を正確に把握し適切な刺激量を与えれば必ず身体は良い変化を起します。
緊張しやすい人、痛みに敏感な人、お子様などでも、安心して治療できるように刺さない鍼も用意しておりますのでご相談下さい。
Q くせになるとききましたが?
まったく有りません。
鍼灸治療でつらい状態が改善されるため、また行きたくなるという意味で「くせになる」という表現をするものでしょう。身体が良い状態になれば治療は必要無くなります。
しかしその後の病気予防や体調管理などの鍼灸の継続治療はとても有効です。鍼灸師は症状として現れない細かな身体の変化、ツボの変化などを観察するプロフェッショナルです。小さな病気の芽を摘み、体調を整える意味では非常に役立てられます。「未病を治す」とは中国医学の古典の言葉です。現代医療に大切だと認識され始めた予防医学の考えです。
鍼灸治療に訪れる多くの方は健康な方です。
Q 灸は熱いですか?
透熱灸における熱さ加減は我々プロの鍼灸師が自由自在にコントロールできますので、肌の感受性や症状に合わせ適度な熱さに調節します。
もぐさをひねって作るお灸(透熱灸)の大きさは米粒の約半分のサイズが基本です。とても小さく、一瞬で燃えるためチクリと熱を感じる程度です。
また灸もさまざまな種類があり、患者さんや症状によって使い分けます。 温灸やビワの葉温灸、なごみQなどは気持ちよい温かさでそれほど熱くは有りません。
身体の状態によって刺激の感じ方が変わりますから、同じように灸をすえても、まったく感じなかったり、熱く感じたり、あるいは非常に心地よい爽快感があったりします。
■その他のお灸の話などはこちらへ(ブログ記事)
Q 吸角ってなんですか?
吸角(きゅうかく)療法とはガラスの吸い玉を陰圧にして皮膚に吸い付ける治療方法です。
カッピングや吸い球、抜罐(ばっかん)などとも呼ばれ、歴史の古い治療法です。
筋肉内に流れの悪い血液(お血)や疲労物質、リンパなどが鬱積していると頑固なコリ、痛みなどを感じます。
真空状態にしたガラスの吸い球で強制的にこれらの滞った物質を吸い出し、流れを改善、新陳代謝を促進し、コリや痛みなどを治します。
背部にある内臓に対応したツボに吸角治療を行うことで内臓の働きを賦活したり、体内に蓄積した活性酸素や有害毒素などを排出するデトックス効果も期待できます。
吸い付ける以外にもいろいろな使い方があり、さまざまな症状緩和に使えるため重宝します。
長年続いている頑固なコリ、痛みなどに吸角療法を是非お試し下さい。
吸角(きゅうかく)。
このガラスの吸い球を体表にくっつけます。
Q 刺絡ってなんですか?
刺絡(しらく)とは鍼灸治療の一つの方法です。
主に三稜鍼と呼ばれる鍼で血絡(皮膚表面の細い糸状血管腫)や手指末端のツボなどを刺激します。急激な血流改善が起こるため劇的な症状改善を起こす場合も多く、大昔から臨床では欠かせない鍼灸治療のひとつです。
最近、「自律神経免疫療法」などと呼ばれ、井穴刺絡治療の免疫向上効果や自律神経調整効果などが注目されていますが、刺絡療法にだけ特別に免疫・自律神経調整作用がある訳ではなく、あくまでも鍼灸全体にこのような効果が有り、刺絡はその中の一部分に過ぎません。身体全体のバランスを整えながら刺絡療法もひとつの手段として使ってゆきます。
刺絡療法は体質と症状が適応した場合には大変有効で破壊力が有りますが、不適応な場合も多く、その見極めは東洋医学に精通した専門家がおこなうべきです。
(←刺絡治療に良く使われる手の井穴)
総合的に健康状態を分析した上で刺絡治療が適切な場合、患者さんに刺絡療法を十分説明したうえ、同意を得られた場合に行います。
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